チェンジオルグ報告より転載

2022年9月9日 — 

金融庁・カジノ管理委員会を呼んでの院内集会を開催し、大阪IR・カジノの問題、会場となる夢洲の課題をお伝えしました。

また、金融庁にも「2万人近い市民が、銀行がカジノに融資することを憂慮している」旨を伝え、約2万人の署名と銀行への要望書を冒頭、手交しました。

院内集会には、
【立憲民主党】桜井周衆議院議員、山岸一生衆議院議員、馬淵澄夫衆議院議員秘書、森山浩行衆議院議員秘書、辻本清美参議院議員秘書

【日本共産党】宮本武衆議院議員、
【れいわ新撰組】大石あきこ衆議院議員
と国会議員からも多く関心が集まり、ご参加いただけました。

桜井周議員と大石あきこ議員は最初から最後まで参加いただき、挨拶だけでなく最後まで参加いただき、熱い議論が交わされました。

金融庁・カジノ管理委員会からは各3名、計6名の官僚が参加。
事前に送付した質問をもとに協議しました。

「銀行法、貸金業法も適用されない中、金融庁はどのようにカジノ事業者を指導監督し、消費者を保護するのか?」

といった質問に対し、回答の大意・概要は以下の通り。

「事業の適正・収益管理は観光庁の管理」
「我々は法に基づき業務を行っており、それらは金融庁の管轄ではない」
「犯罪が起こってからしか動けず、予見可能性を踏まえることは考えていない」
「マネロン対策は警察。もちろん協力はするが」
「要望は承った」

予想された回答であったことから改めて、私たちから
「金融庁の任務に沿って、第一義的責任を担うカジノ管理委員会への督励を求める」要望書を提出しました。

今後も、議員および省庁への働きかけも継続したいと思います。

【赤旗9/8】メガバンク 融資やめよ 大阪カジノ計画 院内集会開く
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-09-08/2022090814_02_0.html

【立憲民主党ニュース9/8】大阪IR・カジノへの銀行融資に反対する院内集会で 桜井・山岸衆議院議員があいさつ
https://cdp-japan.jp/news/20220908_4384

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(院内集会の様子)

▽大阪IRカジノへの融資を止めるための活動費カンパのお願い https://chng.it/HP5TdGdS